【Sシリーズ】360°全方位カメラの魚眼映像を補正するデワープ機能について知りたい

Q

【Sシリーズ】360°全方位カメラの魚眼映像を補正するデワープ機能について知りたい

A
IPカメラSシリーズ
該当型番IP-S3008FI

「デワープ機能」とは、魚眼カメラ(全方位)の歪んだ球状映像を補正し、見やすい映像に変換するカメラの映像補正機能です。

主な仕様や違いについては以下の表を、ビューイメージは動画をご確認ください。


■補正機能の違い   カメラ補正(フロントデワープ)ソフト補正(バックデワープ)
補正場所カメラ内部ソフト
(カメラ補正の選択も可能)
ライブと録画映像への影響補正した映像でストリーム
(NVRの録画再生時に補正不可)
ソフト補正の場合は影響なし
(ソフト上で任意の補正映像へ変更可能)
取付モード天井取付1O , 1P , 2P , 4R , 1O3R , 
1P3R , 1O1P3R
1O , 1P , 2P , 4R , 1O3R ,
1P1R , 1P4R , 1P6R , 1O8R
壁面取付1O , 1P , 4R , 1O3R ,
1P3R , 1O1P3R
1O , 1P , 4R , 1O3R ,
1P1R , 1P4R
据置取付1O , 1P , 2P , 4R , 1O3R ,
1P3R , 1O1P3R
1O , 1P , 2P , 4R , 1O3R ,
1P1R , 1P4R , 1P6R , 1O8R
対応機種カメラ:IP-S3008FIPCソフト:CMS
備考⚫︎デワープ表示[O , P , R]の内容は以下の通りです。
O:魚眼ビュー
P:180° 魚眼ビュー
2P:180° パノラマビュー×2
R:PTZ

※マルチチャンネルモードの魚眼カメラのみが[1O1P3R]をサポート。
※カメラのエンコード(パラメータ)値は補正モード別に独立している仕様。
■転送モードの違いバンドルストリームモード  マルチチャンネルモード  
出力チャンネル数単一ch(ビュー合成済み)複数ch(最大4ビュー個別)
データ負荷軽い(1ストリーム)やや重い(複数ストリーム)
録画形式1chに全ビュー合成各ビューを個別chとして録画
表示の自由度低い(固定ビューのみ)高い(個別ビュー設定・表示)
互換性他社製のNVRと連携
※ONVIFプロファイル等に依存
SシリーズのNVRに限る
メリット
- 録画・再生がシンプル
- ネットワーク負荷が軽い
- ONVIF互換性が高い
- 各ビューを個別に操作・録画可能
- 高い表示自由度
デメリット- 表示モードが固定(変更不可)
- 各ビューを個別に制御できない
- SシリーズのNVRでないと使用不可
- ストリーム数が増えるため負荷増
上記FAQは参考になりましたか?